派遣労働者の労働組合

労働相談

派遣労働者の労働組合

派遣労働者が加入できる労働組合には、(1)派遣元において労働組合を結成し、又は加入する、(2)派遣先において労働組合を結成し、又は加入する、(3)地域単位で組織されている労働組合に加入する、があります。 労働組合は、労働者が使用者との交渉において対等の立場に立つことを促進することによって労働者の地位を向上させ、労働者がその労働条件について交渉するために自ら代表者を選出することその他の団体行動を行うために自主的に労働組合を組織し、団結することを擁護すること並びに使用者と労働者との関係を規制する労働協約を締結するための団体交渉をすること及びその手続を助成することを目的とするもので、労働者が主体となつて自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体又はその連合団体をいいます。労働組合への加入資格につては、原則として組合規約で自由に制限できるが、人種、宗教、性別、門地又は身分を条件とするなど不当な差別によって加入を拒むことは法律で禁止されています。労働組合の多くは、企業や職場単位で組織され、さらにこれらが産業別に集まって産業別の組織を形成ししています。また産業別組織は日本労働組合連合に加盟しています、全国47都道府県には地方連合会があり、 地方連合会や産業別組織には1人でも入れる労働組合があります。労働組合は会社側との交渉を労働者に代わって行い、トラブルを解決してくれます。

派遣契約の仕組み