コンストラクタ
 
       オブジェクトを生成する際に、初期化処理が必要な場合は、コンストラクタを利用します。
          サンプルプログラムを下記に示します。 
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          class Print
            {
                public int a;
                public Print( ) //コンストタクタ
                {
                    a=3;
                }
            }
            
            class main_program
            {
               public static void Main( ){
                   Print pri = new Print( ); //1.オブジェクト作成→コンストラクタ呼びだし
                   int b=pri.a; //2.変数bには、3が代入されます。
                }
            } 
           
        コンストラクタは、クラスと同じ名前で定義します。コンストラクタで記述したコードは、このクラスのオブジェクトをnew演算子を使って作成した時に呼び出されます。
        コンストラクタには引数をもたせることもできます。ただし戻り値は定義できません。
         
           class Print
            {
                public int a;
                public Print( int c ) //コンストタクタ
                {
                   if(c < 10)
                       a=c;
                   else
                       a=0;
                }
            }
            
            class main_program
            {
               public static void Main( ){
                   Print pri = new Print( 5 ); //1.priオブジェクト作成、コンストラクタの引数に5を渡す
                   Print pri2 = new Print( 12 ); 
            //2.pri2オブジェクト作成、コンストラクタの引数に12を渡す
                   int b=pri.a; //3.変数bには、5が代入されます。
                   int b=pri2.a; //4.変数bには、0が代入されます。
                }
            } 
          
         
        上記サンプルでは、オブジェクトを2つ作成しています。
          オブジェクトは複数作成することができます。 
          1.では、コンストラクタの引数に5を渡すオブジェクトを作成し、2.では、コンストラクタに12を渡すオブジェクトを作成しています。
         ボタンを画面に表示するクラスがあったとします。コンストラクタに渡す引数を変えることで、一つのクラスで赤色のボタンを作成したり、青色のボタンを作成したりすろことができます。
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