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プロパティ

プロパティは、クラスのメンバ変数にアクセスする際に、なんらかの処理や制限を施す必要がある場合に利用します。

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class Print
{
    int a
    public int b{
        get{

           return a; //aを経由してbの値を取り出す
        }
        set{

             if(a>-1) a=value; //bを経由してaに値を代入する
             else a=0;
        }
    }

}

class main_program
{
   public static void Main( ){
       Print pri = new Print( );
       pri.b = 10; // プロバティbに10を代入
       pri.b = -1; // プロバティbには0より大きい数字しか代入できない
    }
}

プロバティの書式にあたる箇所は、赤文字で表示しています。

プロバティは、getアクセサを使って値を取り出し、setアクセサを使って値を「value」を介して代入します。

上記サンプルでは、プロバティbに10を代入した後、プロバティbに0より小さい−1を代入していますが、プロバティ内部で記述した制限によりbには0が代入されます。

このようにプロバティを使うと、クラスのメンバ変数に代入可能な数値の幅などを、宣言部において設定することができます。

プロバティは次に説明するインデクサと同じような書式です。

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